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御箱崎民泊&ハイキング

御箱崎民泊&ハイキング Posted on 3月 27, 2020Leave a comment

釜石にいると故郷に帰ったような気持ちになる。どこへ行っても人々は暖かく接してくれる。特に私の旅のホストであった佐々木さんと、そのアシスタントの方(こちらも佐々木さん)は親切な人で、彼女らと過ごした時間は忘れられないものになった。今日はメインイベント、「御箱崎」みちのく潮風トレイルへ向かう。

御箱崎の宿

この「御箱崎の宿」は釜石市の三陸海岸付近に位置する。東日本大震災の直後は保育所としても使われ、その数年後に宿泊施設として生まれ変わった。ここのリビングは広く、団体での利用も可能。キッチン、シャワー室、またお風呂もあり、トイレも二つある。

宿の寝室は2つ。1つは4つのベッドがある部屋で、冷暖房完備、部屋のコーナーには談笑できるテーブルもある。もう一つの部屋は二段ベッドが2つあり、ここも冷暖房完備で同じくテーブルもある。

私にとって1番重要な食事の話をしよう。ここの食事はどれも美味しく新鮮で、さらにとてもヘルシーな料理だった。2人の佐々木さんと食べるとさらに美味しい。

夕食

海鮮料理が豊富で、魚の煮付け、鍋、蟹の味噌汁など、どれも絶品。また釜石の郷土料理「ざく汁」もとても美味しかった。

料理を食べながら、東日本大震災当時の話を聞くことができた。津波によって家、貴重品、思い出などほぼ全てを奪われてしまったそうだ。津波警報が30分後の津波の到着を警告し、高いところへの避難を促される。彼女たちは、全てを置いて逃げること、そして何もかも失うことの辛さを語ってくれた。

私が1番驚いたのは佐々木さんがそれほどの被害に遭いながらも、東日本大震災の半年後に釜石に戻り「食堂」を開いたことだ。

当時はコンビニもなく、この辺りでは食べるところを探すのですら難しいという状況で、彼女は率先して帰ってくる人々に暖かいご飯を作り続けた。私には当時の佐々木さんとここに住んでいた人が味わった恐怖は、想像することもできない。しかし彼女の親切で勇敢な心遣いは、私の心に大きく響いた。

ハイキング

今回の旅の最後は、岩手の先端へ向かうハイキングである。この潮風トレイルは非営利団体東北パークレンジャーズと、全日本パークレンジャーズによって計画された。潮風トレイルの途中で様々な木々と、驚くほど綺麗な景色をたくさん目にする事ができた。

潮風トレイルの行程は順調ならば1時間半ほど。野生動物たちも遭遇してみたかったのだが、今回は残念ながらみることは叶わなかった。動物たちも突然の来訪者に緊張して隠れてしまったのだろうか。 

道中でパークレンジャーたちはとても親切に、ここの自然について説明してくれた。これはホウの葉と呼ばれるもので、昔の日本で、バッグの代わりとして使われていたようだ。大きな一枚の葉でなんでも包むことができ、また自然のものなのでどこにでも捨てることが可能だ。

もう一つ昔日本であるモノに使われていた植物がある。それはクリモジと呼ばれる植物だ。このとても香りの良い植物は、「爪楊枝」として使用されていたらしい。使用してみると、口の中にたちまちフレッシュな香りが広がった。このクリモジは、昔の俳優に好んで使われていたことも、パークレンジャーは教えてくれた。

千畳敷

御箱崎の潮風トレイルは、非常に景色の良い小さな白い灯台にも続いていた。千畳敷と呼ばれる場所に到着したのは、スタート地点であるゴールまであと半分というところだった。ここ千畳敷では太平洋の荒波で削られた1000を超える岩が目の前に広がっている。そして御箱崎からは大槌湾、山田湾、そして釜石湾を目にすることができた。

私たちのメンバーの何人かは岩の端に身を乗り出しすぎて、波がかかってしまっていた。映像でしか見たことがない荒波を体感することができることも醍醐味の一つだろう。くれぐれも行き過ぎにはご注意いただきたい。

途中休憩も挟みながらの、合計3時間半ほどの潮風トレイルは非常に素晴らしい体験だった。また春という季節も潮風トレイルが楽しめた原因の一つだろう。なぜなら春には蚊がいないから。

最後に

この旅を終えて思うことは、新しい発見がいくつもあったということである。4日間では釜石の魅力を全て体験するには足りない、そう感じるくらいたくさんの発見があった。

この街で体験したクルージング、潮風トレイル、海鮮料理、そして「この街の人々の笑顔」全てが忘れ難く、もっと多くの人々にも体験してもらいたい。

まだ街が完全に復興したとは言えない。しかしこの街の人はその強く優しい心で再びこの釜石を観光地にするために、惜しみない努力をしている。この1年でここ釜石には様々な観光のための施設が増えたという。

2019年にはラグビーワールドカップがあり、ここ釜石はその舞台の一つとなり大変な盛り上がりを見せたという。またここに人の足が戻ってくるのもそう遠くはないだろう。

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