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自分を見つめる旅 in 福井県小浜市松永

自分を見つめる旅 in 福井県小浜市松永 Posted on 3月 6, 2020Leave a comment

福井県の最南端に位置するこの小さな街は、清らかな水と新鮮な魚介類が取れる事で知られている。またそれだけでなく、街の「名前」が、あの有名人と同じということで、話題になった事も記憶に新しい。この福井県小浜市は、関西地方と若狭地方の両方の文化が交差する場所であり、それはその他の北陸地方にはないこの街特有のものであると言える。

ここ小浜市は有名な観光地とはいえないかもしれないが、それでもこの小さな街にはたくさんの魅力が詰まっている。

福井県最南端の若狭地方として知られる地域に位置する小浜市。この名前は、元アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ氏から取ってつけられたわけではなく、この街の方が最初なのは言うまでもない。今回訪れたのは、小浜市の松永という山あいの集落だ。

ここには綺麗な空気と、新鮮な湧水を生み出す広大な山々があり、そこには美しいスギの森が広がっている。まさにスローライフの舞台としてふさわしい場所だ。

東京から小浜市松永への行き方は、まず東京駅から新幹線で、米原を通り過ぎ敦賀駅までいく。そこで1~2時間に1本程度のローカル鉄道に乗り換え、新平野駅で降りる。

福井のローカル鉄道は大抵は2両編成で、降りる時には列車の前方で車掌に運賃を払わなくてはならない。また車掌がいない場合あるがその場合も…、やはり運賃を払って下車をしよう。

小さな列車から新平野駅のホームに降りると、そこには東京では決して見られない風景が広がっている。スローライフの街へようこそ!

松永六感藤屋

松永六感藤屋は小浜市の東の端に位置する、和風の小さな旅館である。

ここでは静かな空間が広がり、また独自にアレンジされた精進料理を楽しむことができる。ここは都会の喧騒を忘れ、静かにゆっくりと寛げる場所なのである。

ここの建物は伝統的な和の素材である木材や竹、また天然石が用いられている日本建築だ。旅館に到着し、玄関にて靴を脱ぎ、柔らかいスリッパに足を通すと、もうそこは寛ぎの空間への入り口だ。

自然な深い赤の色調のドアの近くで静かに燃える薪ストーブも、その空間の演出に一役買っている。

松永六感藤屋には客室は5部屋のみ。あとは小さな食堂と男女別のお風呂。それぞれの客室は、畳と障子で仕切られていて、まさに日本の伝統的な旅館と言えるだろう。

二階にある部屋「山百合」に足を踏み入れると、日差しの差し込む大きな窓、カラフルな着物も部屋にかかっていた。

窓の外を眺めてみると、ここが山とそこに広がる森に囲まれていることがわかる。周りには他の建物もない。この旅館に通じる道は一つしかなく、そして夜には更に交通量が減るため、非常に静かな空間となるのである。

ここは本当に穏やかな雰囲気に包まれていて、それを贅沢に楽しんだ後、夕食には8種類の野菜のコース料理が待っている。

夕食へ向かう前に、囲炉裏のあるラウンジとミニライブラリにも立ち寄ってみよう。そこには温かい日本茶やコーヒー、そしてクッキーも置いてある。またその先にある庭に足を伸ばすのも悪くない。

夕食の季節野菜のコースは、一品ずつ順番に運ばれてくる。なので全てをゆっくりと味わう時間も十分にある。全てを食べ終わった時、きっと満足できるはずだ。

コースの各メニューは季節の野菜を使用したもので、尚且つそれぞれテーマも持っているという。

個人的に人参を使ったメニューは、その中でも格別なものだった。私が人参が大好きであることを、伝えていたおかげかもしれない。全てのコースメニューは肉や魚を使わない洗練された創作精進料理となっている。

精進料理に使われていた食材には、大根、トリュフ、新鮮なハーブ類などのカラフルな野菜の他に、うどん、生ふ、そして季節に合わせた和菓子などもあった。

この松永六感の精進料理を堪能した後は、お風呂で身体を温めるといいだろう。そしてお風呂から出ると、翌日の小浜観光のためにすぐに眠りにつこう。

明通寺にて自分を見つめる体験

明通寺は真言宗の寺で本堂と三重塔は国の国宝に指定されている。国の重要文化財に指定された3体の仏像と、それらを保護する小さな12の仏像がある。この明通寺の建物はとても美しく、松永六感藤屋と同じ様に美しいスギの森に囲まれている。

この明通寺の建物はとても美しく、松永六感藤屋と同じ様に美しい旅館スギの森に囲まれている。

ここでは3つの自分を見つめる体験ができる。1つ目は国宝の本堂で瞑想、2つ目は寺の客殿での写経、そして3つ目は精進料理の「朝粥」と「精進弁当」の朝食だ。

これらの体験は自分の心と身体を落ち着かせる為であり、また自分自身を見つめ直す為でもある。

国宝の本堂での瞑想

寺の客殿での写経

朝粥と精進弁当の朝食

地元の名産品

旅館や寺でリラックスするだけでなく、地元小浜市の職人にも会う機会があった。松永六感の滞在中に、米酢を製造している「とば屋酢」、そしてオリジナルの木の板を作ることができる家具工房「栗本家具」の2つを体験することができた。

とば屋酢

木工

自転車の旅

この小浜市松永集落の滞在の仕上げとして、旅館から電動自転車を借りて街をみて回ることにした。この集落に広がるのは雄大な自然だけでない。たくさんの優れた寺社仏閣とお洒落なカフェがあり、それらを楽しむのもいい。

地元の寺

日本の大都市と違い、ここ小浜市には小さくとも歴史のある神社に溢れている。その神社たちは地元のコミュニティに支えられ、何世代にも渡って神主の家族により受け継がれている。
小浜市は特に奈良、京都の神社との結びつきが強い為、多くの歴史のある神社が残っているという。

毎年3月2日に神宮寺では、送水の儀が行われる。これは小浜市から奈良の東大寺まで、清められた水を送る儀式である。この様に奈良、京都の両方へのアクセスの良さと、そこからくる歴史的背景から、ここ小浜市では小さな寺院ですらパワースポットとして知られている。

この旅で、若狭彦神社、そして若狭姫神社に立ち寄ることができた。
この2つの神社は姉妹神社で、この地方の強力なパワースポットとして崇められている。

cafe watoto

「cafe watoto」は、伝統的な日本家屋を使用した地元の小さなカフェで、フレンドリーな日本人夫婦によって経営されている。

このカフェは伝統的な木造スタイルで、店内のショーケースの中には、夫婦のコレクションである、ギターとウクレレ、また宝石や本などが所狭しと飾られている。食材は新鮮でメニューは月替わりの手作りランチが楽しめる。

もし時間が少し余ったのなら、海へと足をのばし、漁港や魚市場、国の名勝にも指定されている若狭湾の「蘇洞門(そとも)」へのクルージングをしてみるのもいいだろう。

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