行きつけのローカルをつくる。伊吹山のふもと・大野木で過ごす、冬支度の3か月
しがのふるさと応援隊「農山村デュアルライフプログラム」in 米原市大野木地区
住む場所は変えずに、ローカルに通う。それだけで、週末はもっと楽しくなります。
日本百名山・伊吹山のふもとにある、人口400人ほどの小さな集落・大野木(おおのぎ)。10月から12月までの3回、冬支度が始まる里山に通います。柿をもぎ、竹を切り、漬物を仕込み、地域の皆さんと同じ食卓を囲む。ただ体験をこなすのではなく、この土地で自分に何ができるかを探す、全3回・5泊8日のプログラムです。
こんな方におすすめ
- 都市で暮らしながら、週末に通える「もう一つの居場所」がほしい方
- 移住はまだ先でも、農山村の暮らしや地域の人と、じっくり関わってみたい方
- 地域の魅力を自分の目で見つけ、発信することに興味がある方
─ 見どころのご案内 ─
① 柿をもぎ、干し柿をつくる。里山の冬支度に加わる
大野木の秋は、柿の季節です。木から柿をもぎ、渋柿の皮をむき、薪ストーブで湯通しして軒先に吊るす。昔から続く冬支度の手仕事を、地域の皆さんに教わりながら一緒に進めます。手を動かしながら交わす何気ない会話も、この土地を知る大切な時間です。
② 原木出しに竹切り。里山を守る営みを体で知る
伊吹山を背に水田が広がる大野木の景色は、住民による竹林整備や間伐によって守られてきました。椎茸の原木出しや竹切りの作業に加わり、美しい里山が「誰かの手で守られている」ことを体で感じます。
③ たまり場「よりどころ」で、地域の日常に加わる
大野木には、住民が自ら運営する「たまり場」があります。移動販売やタクシー送迎によるお買い物支援、「楽々教室」、コーヒータイムと昼食会。お客さんとしてではなく、地域の一員として日常の活動に参加します。地区の課題を自分たちで解決してきた大野木の人たちの、暮らしの知恵に触れられます。
④ 芋煮会、豚汁、大根炊き。同じ鍋を囲む
作業のあとは、地域の皆さんと食卓を囲みます。芋煮会、豚汁、大根炊き、そして燻製漬物「いぶりがっこ」の仕込み。季節の味をともにすることで、回を重ねるごとに「また会いに来たい人」が増えていきます。
⑤ 米原の「面白い人」に会いに行く
大野木の外にも出かけます。古くから人が行き交ってきた米原には、いまも各地から人が移り住んでいます。古民家を直してゲストハウスをつくった人、山あいでレストランを始めた人、納屋をオフィスにつくり変えた人。インバウンドツアーを手がける松井ライディ貴子さんのナビゲートで、あなたの関心に合わせて会いに行きます。
⑥ 最終回は、大野木への「提言発表会」
3回の滞在で見つけた大野木の魅力や宝物を、「しがのふるさと応援隊」として地域内外に発信します。最終日には、参加者同士で話し合った内容を地域の皆さんに発表します。プログラムが終わるころには、ローカルを訪れる理由が、自分のなかにできているはずです。
プログラム概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日程 | 全3回(2026年10月〜12月)5泊8日 第1回:10月24日(土)〜25日(日)1泊2日 第2回:11月13日(金)〜15日(日)2泊3日 第3回:12月18日(金)〜20日(日)2泊3日 |
| 対象地域 | 滋賀県米原市 大野木地区 |
| 定員 | 6名 |
| 対象 | ・都市圏に在住の方 ・全3回のプログラムの全行程に参加できる方 ・事前オリエンテーションに参加できる方 ・二地域居住や移住、地域と関わることなどに関心のある方 ・地域住民の皆さんと積極的にコミュニケーションが図れる方 (ご家族での応募も可能) |
| 集合・解散 | 第1回:大野木地区のたまり場に集合、米原駅付近で解散 第2回・第3回:JR米原駅3階に集合、米原駅付近で解散(解散は16:00目安) |
| 宿泊 | 第1回・第2回:GUEST HOUSE 楽/ゲストハウス メグルヤ(廻屋)(柏原) 第3回:大野木地区での民泊 |
| 参加費用(自己負担) | 宿泊費:22,500円〜25,000円(全5泊・補助後) 交通費:ご自宅から集合・解散場所までの往復交通費の1/2 食費:各回の食事代(下記参照) |
| 全額補助 | 滞在期間中の体験プログラム、保険代 |
| 主催/運営 | 滋賀県/株式会社雨風太陽 |
※1人でご参加の場合は、同性の方と相部屋になります。
食費の目安(自己負担)
- 第1回:昼食 500円、芋煮会 1,000円
- 第2回:移住者交流会 2,000円程度(飲み物は各自)、昼食会 500円、豚汁 1,000円
- 第3回:昼食会 500円、夕食 2,000円程度(飲み物は各自)、大根炊き 1,000円
- 上記のほか、朝食・一部の夕食は自炊・各自調達となります。
日程
第1回 10月24日(土)〜25日(日)|出会う オリエンテーション、柿取り・柿むき、MUSUBI-AIさんの市民農園見学、冒険遊び場「あじっこ」見学、大野木地区交流会(移住者・MUSUBI-AI・まちづくり会)/原木出し、芋煮会、1回目の振り返り
第2回 11月13日(金)〜15日(日)|暮らしに加わる 松井さんのナビゲートで米原市内の面白い人を訪ねる、米原市広域移住者交流会/お買い物支援・楽々教室・昼食会、竹切り、参加者同士の夕食づくり/柿取り・干し柿づくり、豚汁、2回目の振り返り
第3回 12月18日(金)〜20日(日)|関わりしろをつくる 事前ヒアリングをもとに、仕事や共感できる仲間とつながる出会いの機会/お買い物支援・楽々教室・昼食会、いぶりがっこづくり/提言発表会、大根炊き、3回目の振り返り
📄 プログラム概要資料:こちらをご覧ください
エリア紹介:⛰️ 滋賀県米原市 大野木地区
米原市は2005年、山東町・伊吹町・米原町・近江町の4町が合併して誕生しました。滋賀県の東北部に位置し、東は岐阜県に接します。滋賀県最高峰の伊吹山をはじめとする山々と琵琶湖に面し、醒井宿・番場宿など中山道の宿場町の歴史が今も残ります。
旧山東町に位置する大野木地区には清滝山がそびえ、天野川がつくる里山の田園風景が広がります。水田には伊吹山や新幹線が映り込み、夏には天野川をゲンジボタルが飛び交います。住民が気軽に集まれる「たまり場」、みんなで使える農園、お年寄りの買い物サポートなど、地域の課題を自分たちで解決してきた集落です。
こんな人に出会えます
大野木長寿村まちづくり会 滋賀県米原市大野木の一般社団法人。「30年後の大野木のために今何をすべきか」を住民で2年間検討したことを機に平成23年に発足。拠点のたまり場「よりどころ」で食堂、配食、付き添い移送、買い物コーナー、認知症予防教室、子ども食堂などを運営し、住民同士で暮らしを支えている。
MUSUBI-AI(むすびあい)@米原 米原市大野木地区を拠点とする任意団体で、おうみ未来塾第18期生のグループ。「お互い様」でつながれる場所をつくりたいと、休耕地を開墾する体験農園「おむすび農園」を運営。大野木長寿村まちづくり会の支えを受け、講座や原木椎茸栽培などの里山体験を通じ、共に汗をかく仲間を募る。
松井ライディ貴子さん インバウンド向けツアー事業「Biwako Backroads」代表。20代でミシガンに留学し、米国で12年を過ごす。2018年からツアー事業を開始。観光地にはない日本の暮らしや自然を体験するツアーを米原市・湖北で企画し、地域の人材とガイドチームを組み育成も担う。
宿紹介
GUEST HOUSE 楽(らく)(第1回・第2回) 中山道柏原宿の面影が色濃く残る町並みにある、1日1組限定の一棟貸切宿。解体寸前だった築180年ほどの建物を、建築当時の姿に一部復原しながら和モダンに改修しています。
ゲストハウス メグルヤ(廻屋)(第1回・第2回) 江戸と京都を結ぶ中山道・柏原宿の一軒家を再生したゲストハウス。中庭のある落ち着いた室内で、懐かしい家に帰ってきたような時間を過ごせます。JR柏原駅から徒歩9分。
大野木地区での民泊(第3回) 最終回は、大野木地区に泊まります。地域の暮らしにいちばん近い場所で、3回の滞在を締めくくります。(※受け入れ先の詳細は要確認)
集合場所までの主なアクセス
- JR米原駅:東海道新幹線・JR琵琶湖線・北陸本線が乗り入れています。第2回・第3回は米原駅3階に集合です。
- 第1回の集合場所(大野木地区のたまり場)へのアクセスは、お申込み後にご案内します。
参加条件および注意事項
- 原則として、全3回すべてにご参加いただける方。
- 「しがのふるさと応援隊」として、活動を通じて知った地域の魅力をSNS等で発信していただきます。
- プログラム中に撮影した写真・映像を、主催者が地域のPRや今後の参加者募集に使用することをご了承ください。
- 事務局のアンケートにご協力ください。
- 作業日は、動きやすい服装(長袖・長ズボン)、安全靴、帽子でお越しください。持ち物は、水分補給用の飲み物、タオル、PC、筆記用具です(第2回3日目は軍手・虫よけも)。
- 天候や地域の事情により、内容が変更になる場合があります。
お申込み方法
応募締切:2026年10月9日(金)正午
下記のGoogleフォームよりお申し込みください。定員6名・選考制です。
※お申込み・キャンセル・取引条件に関する記載は、本プログラムの契約形態に合わせて、滋賀県・事務局で確認のうえ掲載いたします。


