このページではホストの皆様に、宿泊施設の安全管理についての留意点をご紹介します。ホスト・旅行者様が共に快適な時間を過ごして頂くために是非ご参考にしてください。
もくじ
- 宿泊施設の点検留意ポイント
- 食物アレルギー・食中毒等のリスク
- 体験活動におけるリスク
- 感染症のリスク
- 個人情報漏洩のリスク
- その他のリスクと配慮
宿泊施設の点検留意ポイント
下表は安全管理においての注意項目の一覧です。
(平成28年3月 一般社団法人全国農協観光協会 安全管理マニュアル作成のポイントQ&A改訂版より)
食物アレルギー・食中毒等のリスク
アレルギーについては、献立を決める前にお客様の食物アレルギーの有無を確認することが大切です。細菌による食中毒を防ぐために、原因菌をつけないこと、原因菌を増殖させないようご注意下さい。厚生労働省や政府広報オンラインでは、食中毒予防の情報が提供されていますので、併せてご参照ください。
https://mhlw-communication-gov.note.jp/m/m136dd0549068
https://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/
体験活動におけるリスク
野外での体験場所は、事前に実際の体験の流れを想像しながら下見を行ってください。万が一に備え、救急セットの準備も必要です。国土交通省や地方自治体などが作成しているハザードマップを参考に、避難場所、避難経路も事前に確認しておきましょう。豪雨による急な増水は危険ですので、河川での体験を行う際は念入りな下調べと情報収集をお願いいたします。
感染症のリスク
新型コロナウイルス感染症は5類に移行しましたが、今後も引き続き感染対策を講じていただくようお願いいたします。
個人情報漏洩のリスク
訪問者の個人情報は、「教えない・見せない・置き忘れない」ことが大切です。厳重に管理し、他の訪問者に教えたり、断りなく写真を見せたりするなどの行為はお控えください。チェックインや物品貸出の際に、以前の利用者の情報が見える形になっていないでしょうか?今一度ご確認下さい。
口コミの返信に旅行者様のお名前をうっかり含めてしまうケースがございます。どうかお気をつけください。
その他のリスクと配慮
ホームステイ型の農泊では、訪問者の前で喫煙をしないこと、ホスト様にとってはご自宅とはいえ最低限の節度を弁えること、気軽にお客様の身体などに触れないことなどを意識することが大切です。先日、女性旅行者様が入浴される際に男性ホスト様がバスタオルをお持ちいただいたことで、驚かれたとの報告がありました。せっかくのおもてなしも誤解を招くと台無しになってしまいます。ホスト様、旅行者様がともに素敵な時間を過ごせるよう、双方が配慮を心掛けていきたいですね。
以上、「農泊手引き(農泊マニュアル)」より抜粋致しました。
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