一ツ瀬発電所の近く、かつては集落もあった片内地区にあるのが農家民宿かたすみです。
築100年ぐらいの家を少しずつリフォームした宿には、昔ながらの囲炉裏があり、日本の原風景を思わせる、どこか懐かしい雰囲気があります。都会で忙しく生活している人はなおさら、昔経験したような故郷での暮らしを体験して、心のやすらぎを取り戻してもらえるような宿にしたいと思っています。
備え付けの台所で、持ち込んだ食材をご自分で調理することもできますが、普段は古民家を利用した食事処も行っており、季節ごとの食材やその日に仕入れたものでつくる和食も提供します。春は原木から収穫したシイタケを炭火で焼き、山菜を使った天ぷらをするなど、季節感を楽しんでもらいます。ピザ窯もあるので、自分たちでトッピングしたピザをわいわいと食べることもできます。家の前には芝生の広場があるので、そのまま寝転がってのんびりするのもいいです。
お風呂は離れにありますが、外の景色が見える造りなので、里山の風景をながめながら入ることができます。昼間は近くを流れる川のせせらぎ、朝は鳥のさえずり、夜は虫の声を聞きながら、都会の喧騒を離れてのんびりと過ごすことができます。