《古民家あまねについて》
標高800m、山道を車で走っていくと昔話に出てくるような、どこか懐かしい風景が目の前に広がってきます。虫倉山、栃倉の棚田、トタン屋根の古民家が融合する小さな集落のなかに古民家あまねはあります。
この母家の築年数は不明ですが、明治初期には寺子屋を開いていたと聞いています。太い大黒柱をはじめ、家自体の存在感、集落、ロケーションが気にいって移住し、以降、セルフリノベーションを積み重ねてきました。 歴史的風合いをできるかぎり残すために古材を使って施工しています。
床板は畳の下に敷かれていた栗材や米棚の板の再利用です。庭から出てきた敷石は五右衛門風呂に、長屋門で使われていた蔵の戸は玄関に再利用しています。
古民家の夏は涼しく冷房入らずで過ごせます。反対に冬は隙間風が入ってとても寒く感じると思いますが、セルフビルドのオンドルや五右衛門風呂など暖かくすごすための暮らしの工夫もぜひ体感していただきたいことの1つです。
1日1組限定、住人滞在型の古民家暮らし体験宿、古民家あまね。
日常から離れた静かな山里で、稀有な時間をごゆっくりお楽しみください。
《お部屋について》
奥座敷と呼ばれていた和室を客室にリノベーションしました。
和室1つ、板の間2つの3つの部屋をワンルームとしてお使いいただけます。
寝室は畳スペースになります。お布団を敷いてお休みください。お布団敷きはセルフサービスでお願いいたします。3名様まで宿泊可能ですが、それ以上の人数で宿泊をご希望の場合は、ご相談ください。
トイレ、洗面所、お風呂は住人も使用する共用スペースです。
お風呂は五右衛門風呂で22時頃まで入浴が可能です。
お1人でゆっくり入られることをお勧めします。
《古民家の夏について》
冷房入らずで過ごせる日がほとんどですが、朝晩はぐっと気温が下がります。長袖などの上着をご用意いただければと思います。
《食事について》 *朝食付/パン(自家製玄米酵母パン)とコーヒーなど軽食
宿泊料金に夕食は含まれておりません。食べ物・飲み物の持ち込みOKです。
夕食を希望される場合は有料となります。チェックインの2日前までにお申し込みいただき、別途、現地でお支払いをお願いいたします(カード不可、現金のみ)
★夕食 *写真は一例です(囲炉裏で焼き鳥はリクエスト可&別料金)
自家栽培やまんば米(無農薬米)おむすび定食(一汁一菜)1000円
やまんば米は、この地で何十年も無農薬栽培を営んでいらっしゃる農家さんから苗を分けていただいたのがきっかけで作るようになりました。この場所でしか味わえない突然変異したお米で粒が大きくもちもちした食感が特徴です。★ケーキをご希望の場合は、事前にお問合せください。
★暖房
冬季は客室に灯油ファンヒーター、共有スペースのリビングにはオンドル&コタツを備えておりますが、古民家特有の寒さに加え、気温が下がり、時に積雪も伴うため、寒さに敏感な方にはお勧めできません。しかし、冬ならではの景色や古民家体験ができる時期ではあります。
11月〜3月末の期間は、暖房費(1000円/日)を予約時の宿泊料金に加算しております。現地での追加の請求はございません。予めご承知おきくださいますようお願いいたします。
《おすすめの過ごし方》
古民家あまねは、虫倉山登山口の小さな集落にあります。
トタン屋根の古民家が点在する昔ながらの風景が楽しめます。
虫倉山に登ったり、集落をお散歩したり、棚田をぼーっと眺めたり、五感を研ぎ澄まし自然を満喫していただけたら嬉しいです。
★山姥伝説で知られる虫倉山
古民家あまねから徒歩2時間半ぐらいで山頂まで登れます。途中、サンショウウオの生息する不動滝があります。
★夢の駅
北アルプスの山々が眺められる場所です。春は菜の花が咲き、鯉のぼりが泳ぎます。野沢菜の季節には、自分で刈り取るお菜取りツアーの会場となります。古民家あまねから車で5分ぐらいです。
近くに買い物ができるような場所はありませんが、車で10分ほど下ればコンビニや道の駅、直売所があります。
《室内犬・桃太について》
室内ではフリーで過ごしています。最低限の躾はしておりますが、まだまだやんちゃです。ゲストの方がお見えになる最初の20分ぐらいは興奮して吠えると思います。また郵便屋さんのバイクの音にも興奮しやすいです。そんな桃太との暮らしに、どうしても抵抗を感じてしまう方の宿泊はどうぞご遠慮ください。
《虫について》
山の中の古民家宿です。虫を目にする機会が普段より多くなるかもしれません。なるべく室内に入らないよう気をつけておりますが、不完全だと言わざるをえない環境です。虫が苦手な方の宿泊はご検討の上、判断ください。
《野生動物について》
鳥の声がよく聴こえてきます。また、普段の生活では聞いたことがないような動物たちの声も聴こえてくると思います。特に夜はタヌキの喧嘩や、鹿の鳴き声が聞こえてきます。年々、野生動物と人との境界が薄くなり、動物たちと共存していると言っても過言ではないような状況にあります。人に危害を与えたという事象はありませんが、その旨ご承知おきいただければと思います。また、山の中へ入る際は、住人にお声がけくださいますようお願いいたします。
《アクセスについて》
長野市中心部より西側に位置し、長野・白馬間のほぼ中間地点にあります。
市街地から離れた不便な場所ですので、お越しの際は自家用車やレンタカーをお勧めいたします。
★車で
上信越自動車道 長野ICから約26km(50分)
長野駅から約25km(45分)
善光寺から約26km(50分)
戸隠から約30km(50分)
白馬から約30km(40分)
★公共の交通機関をご利用の場合
JR長野駅からバスを利用(長野駅善光寺口、2番バス乗り場から乗車)
高府(たかふ)初引(はつひき)行き27番アルピコバス
約30分乗車しバス停・中条(なかじょう)で下車
なお、中条の名前がつくバス停が続きます(中条支所→中条小学校入口→中条)のでご注意ください。
長野駅 14:10発→バス停・中条14:43着(平日のみ運行)
長野駅 15:30発→バス停・中条16:03着
長野駅 16:30発→バス停・中条17:03着
長野駅 17:40発→バス停・中条18:13着(平日のみ運行)
長野駅 17:50発→バス停・中条18:23着(土日祝日のみ運行)
長野駅 18:30発→バス停・中条19:03着(平日のみ運行)
バス停・中条 6:52発→長野駅 7:26着
バス停・中条 7:42発→長野駅 8:16着(平日のみ運行)
バス停・中条 8:12発→長野駅 8:46着
バス停・中条 10:22発→長野駅 10:56着
長野駅⇄バス停・中条 バス運賃960円
バス停・中条⇄古民家あまねまでは車で15分ぐらいです(無料送迎可)
寝室は畳スペース(10畳)になります。お布団を敷いてお休みください。お布団敷きはセルフサービスでお願いいたします。
客室と共用スペースをご利用いただけます。
また、囲炉裏とオンドルがある部屋もご利用いただけます。
住人はこの部屋にいることが多いと思います。何かあれば気軽にお声がけください。
キッチンと2階(住人プライベートエリア)へは入室をご遠慮ください。
静かな集落で声がよく響きます。パーティーなど、大声で騒ぐような行為はお断りします。