明治時代の醤油醸造蔵元の空間で、のんびりした時間を!
宇陀は、推古天皇が日本で最初の薬草狩り(611年)を始めた地で、江戸時代には、日本最古の薬草園として有名な「森野旧薬園」が開園され、ツムラ、ロート製薬、アステラス製薬等の創始者を輩出した全国屈指の薬草のまちです。
戦国から江戸時代にかけては、宇陀松山城を中心とした城下町で、今も古い町並みが残り重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。CGにより天守閣が復元されています。
奈の音は、江戸時代の医学者として多くの医学解説書を刊行した岡本一抱氏の邸宅跡地(ちなみに隣家は、水戸黄門で有名な佐々木助三郎宅)に、明治時代に増岡氏が醤油醸造蔵元として建てた家で、主屋、離れ、内蔵、外蔵が残っています。
建てられた当時の状態がそのまま良く保存されていることが評価され2024年に旧増岡邸として国指定登録有形文化財に指定されました。
わたしたちは、2017年に宇陀に移住してきました。
以降、宇陀を薬草の聖地にしようとまちづくり活動に取り組んでいます。
宇陀のことをもっと知りたい、薬草やまちづくり活動の取り組みについて聞きたい、移住したいなど考えている方、遠慮なく申し出てください。じっくりお話させてもらいます。
一緒に夕食でも食べながら、語りましょう!
宿泊部屋は、主屋と離れに2室あります。
主屋は、床の間8畳と仏間8畳が襖で仕切られています。
高い天井、欅の一枚板建具、細部に渡り手の込んだ作りの座敷です。
また床の間からは、西山を借景に大きな石と苔の庭が見えます。
仏間からは、格子越しに重要伝統的建造物群保存地区の古い町並みが見えます。
離れは、明るく見晴らしの良い2Fの部屋です。
6畳の間に床の間があり、ここだけののんびりした独自の空間となります。
部屋からは、石造りの中庭が見えます。
この歴史的な建造物の素敵な空間で非日常をお過ごし下さいませ。
明治の趣や風情を残した歴史的建造物の保存を目的としているため、各部屋は襖で仕切られており鍵はございません。貴重品については各自で管理をお願いします。
部屋と部屋の間に段差があります。ご滞在中は、足元に十分に注意していただけるようにお願いします。
夜は、虫や蛙・鳥の声を堪能できる静寂な空間なため、テレビをご用意しておりません。
あらかじめご了承、お願いします。
